医療ミスかどうか判断するためにはカルテから判断することは重要なことです。
責任存否が明確、請求できる損害額が大きくない場合などはカルテの開示請求によりその後の解決までスムーズに行えるケースもあります。
しかし、医療側の様子から『医療ミスかも…』と疑問を持った場合でカルテの開示請求を被害者側から行った場合、すべての資料がでないことや、改ざんが行われるようなケースもあります。
そのような場合、弁護士に相談すると証拠保全をすることをすすめられると思います。
証拠保全とは、裁判所の手続きであり、費用・時間がかかるものです。
カルテの開示請求をするか証拠保全をするかの判断は医療ミスの訴訟経験のある弁護士に相談すると良いでしょう。
カルテの開示請求と証拠保全の違い
申 請 者
カルテ開示請求 本人とその遺族
証拠保全 一般的には弁護士
費 用 面
カルテ開示請求 各病院によるがそこまで高くない
証拠保全 数万~数十万円(入院期間等にかかわる)
入 手 ま で に か か る 期 間
カルテ開示請求 申請から数週間以内
証拠保全 弁護士に相談後より3カ月以上
開 示 範 囲
カルテ開示請求 一部分のみの可能性もある
証拠保全 全て
医 療 側 よ り 拒 否 さ れ る 可 能 性
カルテ開示請求 可能性としてはある
証拠保全 拒否すると訴訟でその理由を合理的に説明できない場合
医療側は上不利となる