自ら犯した過ちのせいで最悪の場合には患者を死に至らしめてしまう事から医者達は医療ミスを恐れています。
しかしこの医療ミスは現在のアメリカにおいて大きな問題とされており、世界の注目を浴びてしまう事になったのです。
これはアメリカ疾病予防管理センター(CDC)が2015年に亡くなったアメリカ人の死因と死者数のトップ3の内訳を1位が心臓病で61万4348人、2位がガンで59万1699人、3位が呼吸器疾患で14万7101人であると発表した事に対して、ジョンズ・ホプキンズ大学医学部の研究者達が医療ミスが原因で亡くなった人数の方が呼吸器疾患よりも遥かに多いのではないか?と指摘した事が全ての始まりでした。
当初アメリカ政府は死因の統計に使用している国際疾病分類の中に医療ミスによる死亡という分類が存在しないという事からこの指摘を認知しなかったのですが、この対応に対して2013年以降の政府のデータと病院の入院率を比較したデータをジョンズ・ホプキンズ大学医学部の研究者達が提出した事から事態は一変します。
何とこのデータを比較した結果、1年間に約25万人もの人々が医療ミスによって死亡しているという事が判明する事になったのです。
この事からアメリカでは医療ミスでの死因が3位であると認知されたのですが、医療ミスの死亡者25万人という人数は前述した呼吸器疾患の死亡人数である14万7101人を遥かに越える人数となっています。
この為、現在アメリカでは医療ミスを防ぐ為の監視システム等の導入を薦める声が挙がっているのです。