看護師の医療ミスは主治医の責任になるの?

医療機関での些細な医療ミスの多くは医師ではなく看護師が起こすことが多いとされているのですが、このような看護師の医療ミスに関しての責任は主治医が背負うことになるのでしょうか。
これに関しては学会でも色々な議論がされているのですが現時点での判断として、まず看護師が医療ミスをしてしまったとしても看護師が責任を負う・被告となることはないとされています。これは看護師はあくまでも主治医の指示に従って診療の補助を行っていると言う立場になるためであり、患者に対して起きてしまった医療ミスに関しての責任は主治医にあるとされています。ただしこれは指示監督賞の過失の場合であり、医師の履行補助者としての責任によって診療契約に基づく責任を負うことになるという民法上の表記があるために起きるものだとされています。
そのためそれ以外の医療ミスに関しては場合によっては主治医ではなく医療機関そのものが責任を負うという事もありますし、看護師も被告として責任を問われる場合があります。ですが基本的に看護師は主治医の指示に従って患者に対して看護行為や医療行為を行っているということになるので、不法行為による医療ミスでない場合はそのほとんどは主治医もしくは医療機関が責任を負うものであるということになります。
だからと言って看護師は責任を感じなくていいというわけではないですし、主治医も常に看護師から報告を受けておくことが重要であると言われています。