医療ミスは一般的に医師や看護師が起こすものだと思われがちですが、実はそれ以外の医療従事者が起こす医療ミスというのも少なからず存在しています。その中のひとつで例えば検査技師が検査結果を誤って伝えてしまったり、ほかの患者のものと間違えてしまったことによって患者に重篤な問題が起きてしまったなどの医療ミスもあります。このような医療ミスに関してはどのような責任追及がされているのでしょうか。
まず検査結果を誤ってしまったことによって発生した医療ミスの場合、その責任はどのような経緯で起きたのかによって異なっています。例えば検査そのものを間違えてしまった場合はそれを指示した医師の責任問題であると判断できますし、医師でもできる検査の場合は医師が自分で指示をして自分で検査を行ったということになるのでやはりこちらも医師の責任であると判断されています。このような場合のほとんどは検査技師が責任を問われることはありませんし、裁判でも被告となることはほとんどないです。
ですが検査技師が検査結果の中にあった異常に気づいていたにも関わらず医師に報告しなかった場合やほかの患者の検査結果と取り違えてしまっていた場合は検査中の医療ミスとして判断されるので、検査技師に対して責任追及が行われると言う事もあります。特に取り違えに関しては医師がそれに気づくことは難しいですし、異常に気付いていながら報告を怠ったと言う医療ミスは場合によっては深刻な問題に発展することがあるため責任は重いとされています。